アイ、アム、アイ

他でもない自分について

ドーナツの穴。

 

 

もしかしたら閲覧注意そう。

 

 

こんばんは。今日は文字小さめでいきます。たぶん、そんなに大した内容じゃないけど一応ね。一応。「なんか俺のことを欠点ごと愛せるほど器が大きいって思ってくれてる人がいるならそのままそう思ってて欲しいんだけど、ほんとは全然そんなことなくて、ただ性癖なだけなんだよね。人の欠点が性癖。と言うね、ツイートをしたところ、なんで?という小学生のように素朴な疑問を頂いたので、しっかりと考えていこうと思います。良い機会をくれたフォロワーさんに感謝します。ぺこり。

みなさんにもありますよね、性癖。私にもあります。性癖って、本当はやらしい意味ではないみたいですね。性的嗜好と混在してしまってるようで、なるほど納得といったところです。まあ、性的嗜好と言うほどではないけど、性癖よりもちょっと下心のある俺の個人的考えなわけです。

先程も述べたように、私は人の欠点に恋をするし、興奮を覚えます。しかし、きっかけではありません。例えば、世界で一番面白い男がいます。私はその人が好きでした。盲信していたし、愛してました。彼は世界で一番面白かったのです、神様からのギフトである天然と天才的なセンス、そこに惚れました。つまり、きっかけは彼の類稀なる長所だったんです。しかし、そこから彼の人間性に触れていく機会がありました。ずっと面白くて、アホほど真っ直ぐで、太陽だと思ってたんです。しかし、人間性に触れていくと、全員を照らす太陽は彼の理想像を叶えているだけにすぎなかったのです。誰にでも優しいのは事実だったんですが、現実の彼はどこか現実に諦めてるようでした。太陽がないことを知ってるから、虚実だらけのネットで自分が太陽になろうとしているみたいで、他者を救うというより自分を救うために行っているようで、そこがすごく愛おしくて大好きでした。

お気付きの方はお気付きかもしれませんが、先ほど書いた太陽の彼は、欠点ではないです。いわゆるギャップですよね。太陽の黒点を見てさらに好きになってしまったということにおいては似ているかもしれませんが、別に欠点ではないと思っています。じゃあなんで書いたかって?まあ、これを読んでいるであろう誰かに向けたファンサですよ。この太陽とのお話は、私が焦がれるがあまりに近寄りすぎて、翼を焦がし、地獄に落ちたところでピリオドになっております。アンハッピーエンドですね。では、いよいよ本題に入っていきましょう。

落ちた先、地獄で出会ったのは、二人の神様でした。今でも彼らのことを信仰していますし、夢に囚われ続けています。そんな神様ふたりのうちの一人にね、世界で一番愛した男がいたんですよ。今までの愛してきた人たちとはまるで傾向が違って、それこそ雷のように恋に落ちた男がいたのです。この男のせいだと思います、私の性癖は。ずっと優しくて、ゲームがうまくて、懐が広くて、かっこいい男だと思ってたのです。もちろん、それは間違いではなくそのままの男でしたが、それ以上に目立つところがありました。彼は、人の話を聞くのが得意なようで噛み砕くことは苦手で、空気が読めず、自由を愛し、個人の思想が強くて、負けず嫌いで、ワガママで、馬鹿で、若い頃に恥ずかしいくらい尖りに尖ってて、三十路超えても異常に幼稚で、優しいというより善悪の判断が乏しいだけでした。ポロポロとこぼれ落ちていくように見えていく彼の欠点たちを拾うたびに、私はどうしようもなく愛してしまっていました。ああ、あんなに完璧な男だったのに、実はこんな欠点がたくさんあったんだ。人間として、欠けていたんだ。なんて可愛くて、魅力的なんだろう、って。本気で思ってましたし、今、久しぶりに思い出しては胸が苦しくなっています。恥ずかしい話ですが、本気で好きでした。彼を守っていた鉄壁の仮面の隙間から、彼という人間を作る欠点が溢れるたびに、彼が2Dから3Dになっていく様に、胸を踊らせていたのです。

彼の全部がだいすき♡ってことでしょ?ハイハイ。って思わないでください。違うんです。いや、きっとほとんど違わないのですが、違うんです。私は彼の全てが良いところだと思ってなくて、むしろ欠点だらけでヤベエ人間だと思ってました。欠点だと認知していながら、その欠点が好きだったんです。長所が好きなのは当たり前ですし、愛が深い人は欠点を長所に置き換えて愛すかもしれません。でも私は、人間としてダメだとわかっていながら、そこが愛しんです。これを私は「性癖」と呼んでいます。

ああ、大事なことを書き忘れていました。欠点と聞くと、マイナスイメージだと思うかもしれません。実際、マイナスイメージとして書いているので間違いではないし、反論は受け付けるんですけど、まるでカリスマのような好きにならざるを得ないような長所と、第三者から見ても一瞬でわかるような欠点を併せ持つことってなかなかできないです。私は身の回りの人で、長所を多くあげることはできても、欠点はなかなかあげられないし、あげれるとしても、本当少しです。もし言うならば、という前置詞が必要なほど。悲しいことを言えば、取り上げて悶えるほどの長所を持つ人もなかなか出会えません。長所であれ、短所であれ、振り切るというのは本当に難しいことです。長所も欠点も人よりずっと多い人は、それこそカルト的な意味で人気になるんじゃないかと思います。俺が、長所も欠点も人並みで、普通だからこそ、憧れるんでしょうね。

忘れたい過去たちを書いてきました。苦しくて狂いそうですが、現在の思考を形作ってきた、大事な要素です。忘れられないし、忘れないようにします。まあ、突然書こうと思って、こんなにベラベラ書ける時点で、ただ隠しているだけにすぎないんですけどね。哀れな女と笑ってください。答えになったかは分かりませんが、この性癖は今も健在です。最近は主に4、5人の推しに狂ってると思いますが、彼らもまた惚れ惚れするような長所と、ドキドキさせてくれるような欠点だらけなのです。もし、これを書けるようなら次の機会に。彼らがどれだけ愛おしくて、支えになる存在かをお伝えできたら良いなあと思います。それでは。